【みんな大好き！ミッキーが愛される理由】

みんながミッキーマウスを見て笑えるのは、彼がとても人間らしいからだ。
――ウォルト・ディズニー

【ずるいよ、ミッキー】

世界中で愛されているディズニーのアイコン、ミッキーマウス。

誰もが子供の頃に、彼の楽しく愉快な物語にふれたことがあるはず。

そのコミカルなキャラクターに、ある人は親しみを、その超絶人気ぶりに、ある人はジェラシーを抱いたことでしょう（筆者）。

今も昔も、世界中のレディース & ガールズの HEART を鷲掴みにし、全宇宙の LOVE という LOVE を一身に浴びています。（筆者の個人的見解。当たらずとも遠からず。）

そんな憎いあんちき sy・・じゃなかったミッキー。

さぞかしイケメンでインテリでスポーツ万能、パーフェクトな THE American HERO！！

…かと思いきや、けっこうドジだったり慌てたり、怒ったり泣いたりもします。

筋肉隆々でもなく、声もダンディなイケボというわけでもなく…

ってかネズミじゃん！

なんでこんなんが女の子達に人気やねん！

わからへんわ！

（はい、ここで全ての女子を敵に回したー。）

…失礼しました。話を戻します。お願いだから嫌いにならないでください。ごめんなさい。

※ちなみに筆者はバリバリの関東人です（知らんがな）

そんなミッキーの人気の秘密。

彼を見て僕たちが笑ったり、ほっこりしたりするのは、彼が「完璧じゃない」からだと思うんです。

いつも失敗ばかり。何をするにもへたくそで、かっこつけてもなんか今ひとつ決まらない。

だけどいつも一生懸命。

だから何だか気になっちゃう。

ウォルトディズニーが伝えたかったのは、

「人間らしさこそがあなたの魅力になる」ってこと。

焦ったり、ミスしたり、落ち込んだりするのは恥ずかしいことじゃない。

むしろそれがあなたという人を“優しく、あたたかく”してくれる。チャーミングにしてくれる。

もしもミッキーが

天才・完璧超人・デキスギくんだったら――

たぶん、彼に対する愛は、そして彼自身の愛は、こんなに広がらなかったはず。

もっと美しくてもっと格好いいストーリーは描けるかもしれないけど、

「彼はすごいなぁ」「いいなぁ…」「いけすかねーやろーだ（筆者）」

で終わっちゃうんじゃないかなって。

羨望はあっても、希望は感じられないかも。。

大事なのは完璧なことじゃない。

たとえ失敗だらけでも、いつも一生懸命であること。

だからこそみんな、彼の姿にどこか自分を重ね、ある人は愛らしさを感じ、ある人は勇気づけられ、そして「夢」を見出したりするのではないでしょうか。

…やっぱずるいよ、ミッキー。